【がん(癌)の基礎知識】がんの種類や治療法,リハビリについて知っておこう!

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高齢者の施設に働いていると、がんを患ていたり既往に持っていたりする利用者さんが多くいるんだよね。

がんにつては勉強して知ってるつもりだけど、忘れている知識が多い。

初心に帰って基礎から勉強してみよう!!

簡単にだけど、基礎的な『がんの種類・治療法・リハビリ』についてをまとめてみた。

学生さんや新人さんは、参考にしてみてね。

参考文献は学生の頃(1年生)の授業プリント!

オレンジ色のところはテストに出やすくて大事なところだよ。

赤のフィルムを当てて問題を解いてみよう。

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≪発生機序≫

・細胞のがん化する過程:全ての「がん」は、(遺伝子の突然変異)によって発生する。

≪がんの特徴≫

・周囲の組織(臓器)に浸潤する。
 →がん細胞が周りの正常組織をがん組織に置き換えていくこと。
・色々な臓器に遠隔転移する。
 →原発巣からがん細胞が血管やリンパ管に入って流れていく。そして離れたところへ運ばれていき、そこで増殖すること。

≪がんの疫学≫

・1981年から日本人の死因の第1位、2000年には死亡数約30万人(総死亡数の約30%である。)
・治療成績は年々向上し、最近の5年生存率は約6~7割となっている。
・日本におけるがん死亡率増加の主な原因は大腸ガン)と(肺ガンの顕著な増加である。
・2000年の厚生労働省がん罹患数統計(ガンにかかった人)でトップ3は男性では胃・肺・結腸、女性では乳房・胃・結腸である。

がんの種類

肺がん

気管支~胚胞にいたる部分に発生する。1998年以降はがん死亡の第1位
・(初期症状があまりない)ため、早期発見が難しく、受診が遅れる。
・(遠隔転移)をしやすく、脳や骨、肝臓、副腎に転移し、治療が困難になることがある。

大腸がん

・(直腸)と(S状結腸)に最も多く発生する。
・近年、急激に増加しており、(食生活が欧米化したことが増加の原因と考えられている。

胃がん

胃の粘膜から発生する
・日本人にとても多いが、最近は減少傾向にある。
発がん物質を含んだ食べ物、塩漬け・焦げた魚や肉の大量摂取など(食事が発生に関与)していると考えられている。
消化器がんの中で治りやすいがんの一つであり、抗がん剤手術療法の効果も向上している。

乳がん

・近年、(急激に増加)しており、2006年では壮年女性層がんの第1位。
・発生に女性ホルモンエストロゲン)の関与が示唆されている。
・女性の社会生活の進出などのライフスタイル変化食生活の欧米化が影響していると考えられている。
早期発見には(超音波)や(マンモグラフィー検診)が有効。

白血病

急性・慢性骨髄性白血病急性・慢性リンパ性白血病の4種類がある。
・毎年6千人程度が死亡しているが、治療法も向上している。
・急性白血病の代表的症状は、だるさ,息切れ,動悸,発熱,肺炎,貧血,歯茎からの出血や腫れ,あざ,鼻血,肝臓・腎臓リンパ節の腫れ,などがある。

多発性骨髄腫

・全身の骨髄で起き、(骨が溶ける)結果、多くのケースで腰痛や肺部痛、肋骨痛が起きる
・発病率は10万人あたり3~4人程度だが、近年増加傾向にある。
・発病は通常、緩慢
・骨髄腫細胞が確認されることで確定診断される。骨のレントゲンやCTで(骨打ち抜き像)が認められる。
・安静時には痛みは軽度で、体を動かすと強くなる傾向がある。(痛みの場所は移動する)特徴がある。

悪性リンパ腫

・悪性リンパ腫は(リンパ球)ががん化した疾患である。
・進行すると全身のリンパ説が腫れ、発熱・体重減少・寝汗・全身倦怠感などの症状が出る。

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≪がんの治療≫

・がんの治療は(がんの進行の程度)と密接な関係がある。がんの治療が難しいのはがん細胞が転移)を起こすからである。

化学療法

・化学療法は(抗がん剤治療)をいう。
・全身に効果を発揮する。
・正常細胞もたたくので、患者の全身状態が良好でないと副作用で好ましくない結果を招くこともある。

放射線治療

がんを治したり、がんの増大による痛みの症状を緩和するために選択される。

≪がんのリハビリテーション対象≫

・生命予後が良好で、障害は可逆的なため、後遺症を残さないもの
・生命予後は良好であるが、身体的にも心理的にも障害が残存するもの
・生命予後が悪く(治療が有効でなかった)、再発、進行をしめすもの
                 ↓
それぞれの機能・障害の程度だけでなく、(がんの進行度と予後)に応じてリハビリが必要

がんのリハプログラムのステージ(Dietz)

①(予防的)リハビリテーション
 あらかじめ起こりうる障害からの衝撃をできるだけ和らげると同時に、患者がそれに打ち勝ち対応できるように援助するもの。
②(治療的または回復的)リハビリテーション
 障害の存在下最大機能を発揮させることを目的とし、介入するもの。
③(支持的)リハビリテーション
 治癒せずに進行するがんのもとで、より各患者の自立を高めることが目的とし、介入するもの。
④(緩和的)リハビリテーション
 著しい消耗状態死期が近い場合に、その症状をできるだけ緩和し、苦痛を最小限にするための介入。

まとめ

学生時代のプリントを引っ張り出して、再学習してみた。

簡潔にまとめてあって分かりやすいなぁ。

高齢者の施設で働いていると、男性は前立腺がんのためバルーンを留置している人が多い。

そのためADLにも支障がでてくる。

脳腫瘍の人で積極的な治療をせずに鎮痛剤でコントロールして、緩和ケアをしている人もいる。

OTは主症状ではなくても、がんを抱える人と接したりリハビリすることが少なくない。

がん患者へのリハビリや作業療法士としての関わり方も今後勉強していこうと思う。

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