視覚・平衡感覚・聴覚障害の疾患や役割をしっかり学んでいこう!!
高齢者は合併症としてこれらの疾患を抱えている人が多い。
まずは基礎的なことからべんきょうしよう!
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目次
中途視覚障害の主な疾患
【糖尿病性網膜症】
網膜には栄養を補給する多くの血管が走行している。高血糖状態が長く続くと、この血管がもろくなったり、一部が膨らみコブをつくり(動脈瘤)出血する。これらが進行すると、失明に繋がっていく。現在日本において、年間3000人の人が糖尿病が原因で失明しており、中途失明の原因の第一位となっている。
【白内障】
目の中の水晶体が濁る病気。目の中のレンズが濁ることにより、視力が低下する。霞んで見える、明るいところへ出かけると眩しく見にくい、ぼやけて二重・三重に見える、などの症状が出る。
【緑内障】
眼の中の圧力(眼圧)が高くなり、眼内の血液循環が悪くなって、視神経が障害され、視野の異常や視力低下を起こす病気。
【網膜色素変性症】
網膜には異常な色素沈着が起こる一連の病気。周辺が見にくくなったり、暗いところが見えにくくなったりする。長い年数をかけて進行することもあり、中心だけが見えるという場合もある。
平衡感覚の役割とそれを担っている器官
【役割】
身体を常にバランスよく保つために重要な働きを果たしている。
【器官】
内示の平均器官(「前庭のう」と「半規管」からなる受容器)によって知覚される。
伝音性難聴と感音性難聴の説明
【伝音性難聴】
(外耳および内耳)の障害が原因となって聞こえが悪くなるのが伝音声難聴である。
このケースの難聴の原因となる病気には、(滲出性中耳炎)、(慢性中耳炎)のほかに、先天性の外耳、中耳の形態異常など、(耳垢栓塞)、(耳硬化症)、(外傷性耳小骨連鎖離断)等がある。
(外耳と鼓膜及び中耳)、つまり(音を伝える)器官の障害による難聴のため、(音を聞くため)の神経には異常がない。そのため、(補聴器)などで音を大きくすればかなり聞こえるようになる。
【感音性難聴】
(内耳から大脳皮質〔聴覚神経〕)までの間で起こる障害が原因になって(聴力)が低下する。
医学的な(治療)が困難。軽度から中等程度の難聴では、補聴器が役に立つ場合もあるが、難聴の程度が高度になると補聴器を使用しても、(言葉を判別すること)が難しくなってくる。
特に(高音)が聞こえにくい場合が多く、(幼児期)からの難聴では(発音)の修得が難しい問題がある。
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