【末梢神経障害の基礎】橈骨神経・正中神経・尺骨神経麻痺について勉強しよう!!

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学校のテストや国試でとても大事な内容だよ。

橈骨神経・正中神経・尺骨神経麻痺について、しっかりと勉強しよう!

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橈骨神経麻痺の原因と手の病型

【原因】
 橈骨神経は、上腕骨の下側に沿って通っている神経である。この神経が長時間圧迫されると橈骨神経麻痺が生じる。
【病型】・・・「下垂手」
 指が曲がったまま手首がダラリと垂れ下がる「下垂手」が起こる。
【動作不良】
 手関節の背屈が出来なくなり、親指と示指で物をうまく握れなくなる。

正中神経麻痺の原因と手の病型

【原因】
 手の使い過ぎによる腱鞘炎、妊娠時の水分貯留(水分が筋肉や関節組織に貯留し、全身に鈍い痛みや関節痛を引き起こす)、糖尿病、などにより正中神経が損なわれて正中神経麻痺を起こす。
【病型】・・・「猿手」
 見た目が猿の手のようになり、物が掴めなくなる。
【動作不良】
 母指と示指をくっつけOKサインをしても、親指と手のひらが同一平面になり、うまくできない。親指~中指の屈曲障害が起き、祈るように指を組んでも示指や中指が曲がらない。親指と小指をつける運動(母指対立)ができない。前腕回内運動もできなくなる。

尺骨神経麻痺の原因と手の病型

【原因】
 肘関節(肘部管症候群)で、肘を酷使するスポーツで起こる。小指側の手のひらで、「長時間自転車に乗る」、「繰り返しの腕立て伏せ」など、手のひらを圧迫することにより症状が現れる。高齢者では、腕を激しく使う仕事を続けた人に多い。
【病型】・・・「鷲手」
 骨間筋萎縮と指の伸展不全のため、鷲の手に似た格好になるので、「鷲手」,「鉤爪手」とも呼ばれる。
【動作不良】
 小指~中指の伸展が不十分になり、手袋をはめるのが困難になる。母指内転筋と骨関節の萎縮も起こり、母指と示指で紙を挟むことが困難になる。

ゴロ:覚え方

 『しいは、10日(橈下)、シャワー(尺鷲)を浴びる』
  正中神経麻痺:猿手 橈骨神経麻痺:下垂手 尺骨神経麻痺:鷲手(鉤爪手)

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