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老健(高齢者施設)での『O157の感染予防対策』を考えよう!!

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老人保健施設(老健)で働いていると、感染症や食中毒など集団的に広がる病気は怖いよね。

高齢者にとって死に繋がる場合がある。

O157、インフルエンザ、ノロウイルスなど、

TVで話題になるたびに不安な気持ちが出てくる。

最近では惣菜店でポテトサラダを食べた人が集団でO157に感染した事例もある。

死亡者が出たとニュースで流れると、うちの施設では絶対感染を起こさないようにしたいという気持ちになってくるよね。

O157の症状は?

O157の治療方法は?

O157の感染経路は?

O157は感染が広がりやすいのか?

O157の感染原因は?

O157の感染予防対策は?

O157の感染者が出た場合は?

O157のリハビリで注意できることは?

すぐに答えられるかな?

こういった基本的な予防法や対策、知識を知っておくことが大切になってくるよね。

何かあったときに冷静に対応できるように作業療法士も医療従事者として、

O157の感染予防対策について、日頃から考えて行動できたら良いよね。

私もいろいろと調べて考えてみた。

みなさんもO157の感染予防対策について、もう一度しっかり考えてみてくださいね!!

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O-157の症状は?

O-157感染すると、多くの場合は3~8の潜伏期間を置いて、頻回に水様性の下痢症状がみられる。

初期症状は風邪のような鼻水・咳・悪寒・嘔吐などの症状がみられて、その後腹痛や下痢症状がみられようになる。

38℃以上の発熱が出ることもあり、時には血便を伴うこともあるようだ。

高齢者や乳幼児では、痙攣や昏睡状態になることがあり、脳炎を併発することがあるため注意が必要だ。

O157の治療方法

O157の治療は基本的には対処療法となる。

下痢止めの薬を飲んでしまうと、菌を腸内に残してしまうため止めた方がよい。

抗生物質を服用し菌の増殖を防ぐことが大切となる。

その後は水分摂取をしっかりして、安静に過ごして回復を待つことが望ましい。

一般的には7日~10日ほどで治癒すると言われている。

余談だが、昔インドを旅した時に激しい水様便で苦しんだことがあるが、1日絶食をしてリンゴジュースだけ摂取し、ベッドとトイレを往復して寝たきりで過ごしたことがあった。 なんとか2日で治ったが、何らかの感染症を患ったと思われる。体力の無い高齢者には生死に繋がる可能性があると、身をもって感じるよ。

O157の感染経路は? 感染は広がるの?

O157の主な感染経路は経口感染である。

口からO157の菌に汚染された食べ物を摂取することで感染してしまう。

O157の感染は経口感染なので、咳やくしゃみ,汗などから感染することはないようだ。

利用者さんのおむつ処理のときに便へ触れてしまい、

手洗いを充分しなかった場合に他者へ感染させてしまう場合があるので気をつけたい。

その場合は、手についた菌が口から侵入しない限り感染はしないので、

空気感染や接触感染はしないことを覚えておこう。

過剰に反応して感染者を差別や偏見の目で見ないで、

正しく対応してあげられることが大切だよね。

O157の感染原因となった過去の食べ物

O157の感染は食べ物から感染することが多いそうだ。

熱処理がされしっかりと調理されていれば大丈夫だと思うが、

何かの理由で延食をしたり、生野菜を食べたたりした場合や家族が持ち込んだ食べ物など、

施設の職員も気をつけて対応することも重要な役割だよね。

過去の感染事例を厚生労働省HPから引用して紹介させてもらう。

腸管出血性大腸菌O157の感染事例の原因食品等と特定あるいは推定されたものは、国内では井戸水、牛肉、牛レバー刺し、ハンバーグ、牛角切りステーキ、牛タタキ、ローストビーフ、シカ肉、サラダ、貝割れ大根、キャベツ、メロン、白菜漬け、日本そば、シーフードソースなどです。海外では、ハンバーガー、ローストビーフ、ミートパイ、アルファルファ、レタス、ホウレンソウ、アップルジュースなどです。
 また、国内で流通している食品の汚染実態を調査したところ、牛肉、内臓肉及び菓子から本菌が見つかったという報告もあります。
 平成9年4~5月に開催された腸管出血性大腸菌O157に関する世界保健機関(WHO)の専門家の会議でも、ハンバーガー、ローストビーフ、生乳、アップルジュース、ヨーグルト、チーズ、発酵ソーセージ、調理トウモロコシ、マヨネーズ、レタス、カイワレ大根のような生食用の発芽野菜が原因として指摘されています。 このように腸管出血性大腸菌は様々な食品や食材から見つかっていますので、食品の洗浄や加熱など衛生的な取扱いが大切です。

引用:厚生労働省;http://www1.mhlw.go.jp/o-157/o157q_a/

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O157の感染予防対策

7~9月が感染しやすいので夏の暑い季節は気をつけたい。

上記にも述べたが、O157は経口感染のため菌が口に入ることを予防するのが一番の対策になる。

O157の感染予防対策には手洗いとアルコール消毒が最も有効な手段である。

老健(老人施設)での予防対策は、

  • トイレ介助等で手に便が付着した場合は、石鹸で手洗いを十分に行う。
  • 排便介助や便、オムツの処理はゴム手袋を使用する。
  • 使用後のおむつはビニール袋へ密封して処分する。
  • 排便で汚れた服や下着、タオルなど衣類は、薬品などで消毒をするか家庭用漂白剤、熱湯消毒を行う。
  • 利用者さんに食事前の手洗いや手指消毒を行って頂く。
  • 職員は食事の配膳前に手洗いとアルコール消毒を行う。
  • トイレの取っ手、ドアノブ、便座、手すり、テーブル、イスなどの菌で汚染されやすい場所をアルコールで拭き掃除をしておくことが大切。
  • アルコールはできれば噴射ではなく、拭き掃除が良い。
  • 下痢症状がある利用者の入浴は、できるだけ浴槽に入らず、シャワーかかけ湯を行う。

これらの感染予防対策を日ごろから行っておくことが、とても大切になってくるよね!

感染者が出た場合の対応は?

利用者さんが下痢や嘔吐が続いた場合は、速やかに検便等の検査が必要だ。

下血や発熱等の症状が出た場合は、家族に連絡をして病院へ受診するように勧めたい。

O157の感染と診断された場合は、二次感染を防ぐうえで感染の原因を調べることが大切だ。

他に体調不良の利用者さんや職員がいないかを調べ、食中毒かどうかなどをすぐに保健所に報告するようにしたい。

リハビリ時の注意点

  • バイタルチェックをして体調不良者の把握をする。
  • 腹痛や下痢がないか利用者に尋ね、症状がある場合は医師や看護師に報告する。
  • プラットホームや平行棒など、利用者さんが直接触れるばしょを小まめにアルコール消毒を行う。
  • 利用者さんのリハビリ前後に手洗いや手指消毒を行う。
  • リハビリ中にトイレへ誘導したり、トイレでADL訓練を行った場合は、利用者さんにも手洗いを促す。
  • トイレ介助をすることもあるので、手袋を使用してオムツやパットの処理方法を介護士や看護師に確認をしておく。
  • 車いすや歩行器の定期的な掃除や消毒状況を確認する。

リハビリでもしっかりと感染予防することができると思うので、日頃から気をつけて対応していこう!!

まとめ

  • O157の症状は下痢や発熱がみられ、下血があった場合は検査をして必要であれば受診を進める。
  • O157は経口感染であり、空気感染や接触感染はしない。
  • O157の感染予防対策は手洗いとアルコール消毒が有効。

作業療法士ができることは手洗いと消毒をしっかりして、二次感染を予防することが感染予防をするにあたって一番大切になってくるよね。

利用者さんの体調を把握して、日頃から体調の変化に注意して心配りをしていきたい。

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